むち打ちの種類と症状

交通事故後の不調

交通事故後、病院でレントゲンを撮って異常なしと診断されたけど、なんだか首や肩が痛い…頭痛、重だるさ、吐き気、めまいがあるという方がいます。

その不調は「むち打ち症」と呼ばれるもので、事故の強い衝撃で頚椎が鞭のようにしなり、神経や脊髄、筋肉・靭帯を痛めてしまった状態です。

事故直後は気が動転していたり興奮していて、痛みを感じにくくなっている為、二週間経ってきてから痛くなってきた…ということもあります。

そして日にち薬で治ると思い、治療せずに放置しておくと長年痛みや不調に悩まされることになってしまいます。

手当が遅いほど改善するまで時間がかかります。

交通事故の怪我は事故後すぐに専門院に相談しましょう！

むち打ち症の中で最も多く70％〜80％を占めています。
頚椎の周りの筋肉や靭帯など、レントゲンでは写らない軟部組織が損傷されたものです。
首の曲げ伸ばしなどの運動で首や肩に強い痛みが出現し、痛みにより動きが制限されることがあります。場合によっては頭痛、めまいも伴います。

頚椎は７つの骨（椎骨）が連なってできていて、骨と骨の隙間から神経根という太い神経が出ており肩や腕の末梢に伸びています。
交通事故の追突や衝撃などの外力で、この頚椎の並びに歪みが生じると、神経の通り道が狭くなり頚椎から出る神経が圧迫されて色々な症状が出てきます。

首の痛みは勿論ですが、腕の痺れ・だるさ、脱力感なども伴うことがあります。

首の損傷によって自律神経（主に交感神経）が直接的もしくは間接的に刺激され様々な症状を引き起こし、なかなか治りづらい病態です。

最も多い症状が頭痛、特に後頭部の痛みです。他にも、吐き気めまい、ふらつき、視力低下、耳鳴り、疲労感などがあります。

脊椎の中を通る脊髄が傷ついたり、下肢に伸びる神経が損傷されたものです。
いわゆる脊髄損傷のことで、「むち打ち症」の中で重症の部類にあたります。

下肢の痺れ、知覚異常がおこり、歩行障害なども現れるようになります。
また膀胱直腸障害で尿や便が出にくくなることがあります。

事故の追突や衝撃で脳脊髄液が漏れ出てしまう事で、髄液圧が低下し脳や脊髄から伸びる神経に影響を及ぼし様々な症状を引き起こします。

特徴的な症状として、寝ているときは調子が良いが起き上がると頭痛が出現する起立性頭痛がある。
他には頚部痛、めまい、吐き気、倦怠感、腰痛、記憶障害、胃腸障害、肩の痛み、背部痛、その他にも多くの症状が報告されています。

上記の通り、むち打ち症には色々なタイプや程度がありますが、大切なことはいずれにおいても、
早期の適切な対応と、その後の適切な治療です！

加古川・高砂市エリアにある高砂だるま整骨院・骨盤整体院では地域の医師とも連携し、交通事故のケガやむち打ち症の治療実績も豊富ですので安心してお任せください！

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