「10月から増える夕暮れ時の交通事故」

2026年11月2日

皆様、こんにちは。

兵庫県高砂市で交通事故によるケガの専門施術を行っている、高砂だるま整骨院の院長の正木です。

当院では、交通事故に遭われた方への施術だけでなく、事故を未然に防ぐための交通安全情報や、万が一事故に遭った際に知っておきたい自動車保険・交通事故に関する情報についても定期的にお伝えしています。

今回は、

「10月から増える夕暮れ時の交通事故」

についてお話しします。

10月に入ると暑さも落ち着いて来て過ごしやすい季節になりますよね。

一方で、交通事故という観点で言うと注意したい時期でもあります。

特に気をつけたいのが、夕方の「薄暮時間帯」です。

警察庁によると、交通死亡事故は日の入り時刻と重なる17時台から19時台に多く発生しています。

さらに、薄暮時間帯に発生する死亡事故は、年間の中でも10月から12月にかけて特に多くなる傾向があります。

薄暮時間帯とは、日の入り時刻の前後1時間程度のことをいいます。周囲が徐々に暗くなり、自動車だけでなく歩行者や自転車にとっても相手を確認しにくくなる時間帯です。

では、なぜ10月頃から夕暮れ時の交通事故が増えやすくなるのでしょうか。

理由① 日が暮れる時間が早くなる

夏の間は18時を過ぎても明るい日が多いため、仕事帰りや買い物の時間帯でも比較的周囲を確認しやすくなっています。

しかし、秋になるにつれて日の入り時刻はどんどん早くなります。

10月になると、夕方の帰宅時間帯にはすでに薄暗くなっている日も増えてきます。

この「まだ完全には暗くないけれど、明るくもない」という時間帯が注意すべきポイントです。

人間の目は明るい場所から暗い場所へ変化した際、すぐに完全に対応できるわけではありません。

そのため、

・歩行者がいることに気づくのが遅れた

・自転車が見えていなかった

・車が来ていることに歩行者が気づかなかった

といったことが起こりやすくなります。

警察庁も、薄暮時間帯では周囲の視界が徐々に悪くなり、自動車・自転車・歩行者がお互いを発見するのが遅れたり、距離や速度が分かりにくくなると注意を呼びかけています。

理由② 17時~19時は車・自転車・歩行者が多い

夕方の17時から19時頃といえば、

・仕事から帰宅する車

・学校や部活動から帰る学生

・買い物に出かける人

・自転車で帰宅する人

・犬の散歩をしている人

などが重なる時間帯です。

つまり、単純に道路を利用する人そのものが多くなります。

警察庁が令和3年から令和7年までの交通死亡事故を分析したところ、死亡事故は17時台から19時台に多く発生しているというデータがあります。

また、薄暮時間帯や夜間に発生した死亡事故では、自動車と歩行者が衝突する事故が4割以上を占めています。

特に住宅街や交差点、横断歩道付近では注意が必要です。

ドライバーからすると「歩行者から車は見えているだろう」と思っていても、歩行者側が車の接近に気づいていないケースもあります。

逆に歩行者側も、「車の運転手はこちらを見ているだろう」と思い込まないことが大切です。

理由③ 暗い服装の歩行者は発見が遅れやすい

秋から冬になると、服装にも変化が出てきます。

黒色、紺色、茶色、グレーなど、比較的暗い色の服を着る機会が増えてきます。

こうした暗い色の服装は、夕暮れ時や夜間になると道路や周囲の景色と同化しやすくなります。

運転している側からすると、歩行者がいることに気づいた時には思っていた以上に距離が近かった、ということもあります。

特に雨の日は路面が濡れることで光が反射し、さらに歩行者を発見しづらくなる場合があります。

歩行者や自転車を利用される方は、できるだけ明るい色の服を選んだり、反射材をバッグ・靴・自転車などにつけたりすることも交通事故予防につながります。

ドライバーは「まだ明るいから大丈夫」と思わない

夕方の交通事故を防ぐうえで大切なのが、車のライトです。

薄暗くなってからライトをつけるのではなく、

「少し早いかな?」

と思うくらいの時間からライトを点灯しておくことが大切です。

ライトには道路を照らす役割だけでなく、

「自分の車がここにいることを周囲に知らせる」

という非常に大切な役割があります。

警察庁も、薄暮時間帯では前照灯を早めに点灯するよう呼びかけています。

また夜間は、対向車や先行車がいない場合など、状況に応じてハイビームとロービームを適切に切り替えることも歩行者の早期発見につながります。

歩行者・自転車側も「見えている」と思わないことが大切

交通事故を防ぐためには、車の運転手だけが注意すればよいわけではありません。

歩行者や自転車に乗る方も、

「車から自分が見えているはず」

と思い込まないことが重要です。

例えば、

・横断歩道を渡る前に左右を確認する

・反射材を身につける

・自転車は早めにライトをつける

・交差点では速度を落とす

・スマートフォンを見ながら歩かない、運転しない

といった基本的な行動が、事故を防ぐ大きなポイントになります。

特に小さなお子さんや高齢者の場合には、ご家族からもこのような事に気をつけるよう、お声掛けをいただければと思います。

もし交通事故に遭ってしまったら

どれだけ注意していても、交通事故を完全に防ぐことはできません。

もし交通事故に遭ってしまった場合には、事故直後に痛みがほとんどなかったとしても注意してください。

交通事故による「むちうち」などでは、事故直後は緊張や興奮によって症状を感じにくく、数時間後から翌日にかけて、

・首の痛み

・肩の痛み

・腰痛

・頭痛

・腕や手の痺れ

・体のだるさ

などの症状が出てくるケースがあります。

「事故直後は大丈夫だったから問題ない」と自己判断せず、症状がある場合には早めに医療機関を受診することが大切です。

また、交通事故後の治療では、事故との因果関係を明確にするためにも、事故から受診までの期間を空けすぎないことが重要になります。

まとめ

改めてですが、10月から12月にかけては日没時間が早くなり、夕暮れ時の交通事故に特に注意が必要となります。

「まだ明るいから大丈夫」

「相手から自分は見えているだろう」

という油断が思わぬ交通事故につながる可能性があります。

ドライバーの方は早めのライト点灯を心がけ、歩行者・自転車の方は明るい服装や反射材などを活用しましょう。

ほんの少しの意識が、大きな事故を防ぐことにつながります。

兵庫県高砂市の高砂だるま整骨院では、交通事故によるむちうちや腰痛などの施術を行うとともに、交通事故後に患者様が不利益を受けないための情報提供にも力を入れています。

交通事故後に、

「首や腰が痛くなってきた」

「病院には行ったけれど症状がなかなか良くならない」

「交通事故後の治療についてどうしたらいいのか分からない」

などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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